Interactive SQL では、dbisql ユーティリティを使用して SQL コマンドを入力したり、コマンド・ファイルを実行したりできます。また、dbisql は、影響を受けたローの数、各コマンドに必要な時間、クエリの実行計画、エラー・メッセージに関するフィードバックも提供します。
dbisql の構文は、次のとおりです。
dbisql [ option] [ dbisql_command | command_file ]
dbisql_command を含めると、Interactive SQL によってコマンドが実行されます。コマンド・ファイル名を指定することもできます。dbisql_command または command_file を指定しないと、Interactive SQL は対話型モードになります。このモードでは、コマンドをコマンド・ウィンドウに入力できます。
終了コードは、0 (正常) または 0 以外 (エラー) です。
Table 1-1 は、dbisql で使用可能なコマンド・ライン・オプションを示します。
オプション |
説明 |
|---|---|
-c “keyword=value” |
データベース接続パラメータを指定する。 |
-codepage code_page |
ファイルの読み書きに使用するコード・ページを指定する。 |
-d delimiter |
指定の文字列をコマンド・デリミタとして使用する。 |
-d1 |
実行されている文を出力する (コマンド・プロンプト・モードのみ)。 |
-datasource dsn_name |
接続する ODBC データ・ソースを指定する。 |
-f file_name |
file_name というファイルを開く (実行はしない)。 |
-host host_name |
データベース・サーバを実行しているマシンの host_name または IP アドレスを指定する。 |
-jConnect |
jConnect を使用してデータベースに接続する。 |
-nogui |
コマンド・プロンプト・モードで実行する。 |
-onerror {continue | exit} |
すべてのユーザの ON_ERROR オプションを上書きする。 |
-port port_number |
指定のポート番号でデータベース・サーバを参照する。 |
-q |
クワイエット・モード − メッセージまたはウィンドウを表示しない (エラー・メッセージの出力は抑止されないことに注意してください)。 |
-x |
構文チェックのみを行い、コマンドは実行しない。 |
-c ‐ Interactive SQL が接続できない場合は、接続パラメータを入力できるダイアログ・ボックスが表示されます。
-codepage − ファイルの読み書きに使用するコード・ページを指定します。デフォルトのコード・ページは、使用しているプラットフォームのデフォルト・コード・ページです。
たとえば、英語版の Windows NT マシンの場合、ウィンドウを使用するプログラムでは 1252 (ANSI) コード・ページが使用されます。297 (IBM France) コード・ページを使用して作成したファイルを Interactive SQL に読み込ませるには、次のオプションを指定します。
-codepage 297
DEFAULT_ISQL_ENCODING オプションを使用して Interactive SQL にデフォルトのコード・ページを設定することもできます。また、encoding 句を指定して、input、output、または read 文を発行するときに、コード・ページを選択することもできます。
-d − デリミタを囲む引用符は省略可能ですが、コマンド・シェル自体によってデリミタが特別な意味に解釈される場合は省略できません。
コマンド・デリミタは、データベースに保存された設定 (ユーザのための設定、つまり public 設定) に関係なく、Interactive SQL セッションのすべての接続に使用されます。
-d1 (最後の文字は英字 L の小文字ではなく数字の 1) ñ Interactive SQL は、実行するすべての文をコマンド・ウィンドウにエコーします。このオプションは、SQL スクリプトをデバッグする場合や、Interactive SQL で大きな SQL スクリプトを処理する場合に役立ちます。
-f − filename というファイルを開きます (実行はしない)。ファイル名は引用符で囲むことができます。ファイル名にスペースが含まれる場合は、必ず引用符で囲んでください。ファイルが存在しない場合、またはファイルではなくディレクトリだった場合、Interactive SQL はエラー・メッセージをコンソールに出力し、終了します。ファイル名に完全なドライブとパスが含まれない場合は、現在のディレクトリからの相対パスであると見なされます。
-host − データベース・サーバを実行しているコンピュータのホスト名または IP アドレスを指定します。現在のマシンを表すために "localhost" という名前を使用できます。
-nogui − Interactive SQL をコマンド・プロンプト・モードで実行します。ウィンドウを使用するユーザ・インタフェースは表示されません。バッチ・オペレーションに便利なオプションです。dbisql-command または command-file を指定した場合は、-nogui が指定されたと見なされます。
このモードでは、Interactive SQL はプログラム終了コードを設定して、成功または失敗を示します。Windows オペレーティング・システムの場合、環境変数 ERRORLEVEL にプログラム終了コードが設定されます。終了コードは次のとおりです。
プログラムの終了コード |
説明 |
|---|---|
0 |
成功 |
1 |
一般的な失敗。いずれかの段階で、SQL 文または Interactive SQL 文が正常に実行されず、ユーザが SQL 文の実行を停止した。または、Interactive SQL で内部エラーが検出された。 |
5 |
ユーザが Interactive SQL を終了した。実行時にエラーが発生した場合、エラーを無視するか、Interactive SQL を停止または終了するかをユーザに問い合わせるメッセージが表示される。ユーザが終了を選択した場合は、終了コードとして 5 が返される。コード 5 は、エラーが発生し、Interactive SQL オプション ON_ERROR が EXIT に設定されている場合にも返される。 |
9 |
接続できない。 |
255 |
不正なコマンド。コマンドに不完全または不正なオプションが含まれている。 |
-onerror − コマンド・ファイルから文を読み込んでいる最中にエラーが起こった場合の処理を制御します。このオプションは、ON_ERROR 設定に優先します。Interactive SQL をバッチ・オペレーションに使用する場合に便利なオプションです。
-port − データベース・サーバが実行されているポート番号を指定します。
-q − 出力メッセージを表示しません。このオプションは、コマンドまたはコマンド・ファイルを使用して Interactive SQL を起動したときにのみ役立ちます。このオプションを指定しても、エラー・メッセージの出力は抑止されないことに注意してください。-x は構文チェックを行います。コマンドはスキャンされますが、実行されません。長いコマンド・ファイルの構文エラーをチェックする場合に有用です。