「ミラーリング」とは、データベース・デバイス全体の内容を複製することです。ミラー・デバイスを設定すると、元のデバイスに書き込まれたすべてのデータがミラー・デバイスにも書き込まれ、Adaptive Server は元のデバイスまたはミラー・デバイスのどちらか効率のよい方からデータを読み込みます。読み込みまたは書き込み中に、ミラーリングされているペアの一方のディスクに障害が発生した場合は、Adaptive Server によってもう一方のディスクに自動的に切り替えられ、処理が続行されます。
ディスク・ミラーリングを使用すると、リカバリ機能に関して次のような優れた利点が得られます。
ディスクの障害によるシステムのダウン時間がなくなる。
完全な、ノンストップのリカバリが保障される。
どちらのデバイスもソースとして使用できるため、読み込みのパフォーマンスが向上する。
ディスク・ミラーリングを使用すると、次のようなコストも必要になります。
ディスク記憶領域のリソースを余計に消費する。
複製によって書き込みが遅くなる。
使用可能なリソースがある場合は、ミラー・デバイスを使用することを強くおすすめします。
ミラーリングが実行されるのは、データベース・デバイスに対してであり、データベースに対してではありません。複数のデバイスにわたって割り付けられているデータベースのアクティビティをミラーリングするには、それらのデバイスをすべてミラーリングする必要があります。