Adaptive Server では、キャッシュ管理機能がサポートされています。キャッシュは、Adaptive Server のインストール環境を作成するときに割り付けられる Adaptive Server のメモリの一部です。その目的は、Adaptive Server によって現在使用されている情報を一時的に格納することと、最近使用されたデータ・ページを格納することです。メモリからの読み込みの方がディスクからの読み込みよりも速いので、キャッシュに情報を格納することでパフォーマンスが向上します。
Adaptive Server のキャッシュは、データ用に確保されているメモリとストアド・プロシージャの実行プラン用に確保されているメモリとに分かれています。データ・キャッシュ (デフォルト・キャッシュ) 用に割り付けられたメモリは、ユーザ定義の (名前付き) データ・キャッシュに分割できます。また、特定のキャッシュにデータベース、インデックス、またはテーブルをバインドすることもできます。
名前付きデータ・キャッシュの中に、デフォルト・サイズの 2K より大きいバッファ・プールを作成することもできます。これによって Adaptive Server が 1 回の I/O で大量のデータを読み込めるようになります。I/O の大きさを増やすと、パフォーマンスを向上させることができます。
ここでは、次の項目について説明します。