チェックポイント・コマンドは、ダーティ・ページ (最後の書き込み後に更新されているページ) をすべてデータベース・デバイスに書き込みます。
データベース・オプションは、sp_dboption から取得されます。
abort tran on full log − データベースのログの領域が非常に少なくなった場合の Adaptive Server によるアクティブなトランザクションの処理方法を決定する。
ログの領域が解放されるまで、トランザクション・ログに書き込む必要があるすべてのユーザ・クエリをキャンセルする場合は、このオプションをオンにする。
トランザクションを中断し、領域が解放されたときに再開する場合は、このオプションをオフにする。
allow nulls by default − 新しく作成されたデータベース・テーブルのカラムに NULL 値の入力を許可するかどうかを制御する。
このオプションをオンにすると、新しく作成されたテーブルのカラムが "not null" として明示的に定義されていないかぎり、カラムに NULL 値を入力できる。
このオプションをオフにすると、カラム定義で明示的に許可されていないかぎり、NULL 値を入力できない。
auto identity − プライマリ・キー、ユニーク・インデックス、または IDENTITY カラムを指定しないでユーザがテーブルを作成した場合に、新しいテーブルに 10 桁の IDENTITY カラムを自動的に追加する。
dbo use only − データベース・アクセスをデータベース所有者に制限する。
ddl in tran − トランザクション内での DDL 構文の使用をユーザに許可する。
通常、トランザクション内でデータ定義言語コマンドを使用することはできない。このオプションの詳細については、『Adaptive Server リファレンス・マニュアル』を参照。
disable alias access − このオプションをオンにすると、そのユーザがオブジェクトの所有者である (オブジェクトの所有者として指定されている) かどうかを確認するときに、代替データベースの Sysalternates を確認しなくなる。
identity in nonunique index − テーブルのインデックス・キーに自動的に IDENTITY カラムを含めて、テーブルに作成されるすべてのインデックスがユニークになるようにする。
no chkpt on recovery − Adaptive Server の再起動のためにデータベースがリカバリされた後で、チェックポイント・レコードがデータベースに追加されるようにデータベースを設定する。
このチェックポイントによって、リカバリ処理を必ずしも再実行する必要がなくなり、データベースのシーケンス番号が変更されます。セカンダリ・データベースのシーケンス番号が変更された場合、プライマリ・データベースからのトランザクション・ログのそれ以降のダンプは、セカンダリ・データベースにロードできなくなります。
データベースの最新のコピーを保管する場合は、このオプションをオンにします。これによって、セカンダリ・データベースはリカバリ・プロセスからチェックポイントを取得できなくなるため、プライマリ・データベースからの後続のトランザクション・ログのダンプをロードできるようになる。
no free space acctg − ログを取らないセグメントに対する空き領域の計算とスレッショルド・アクションの実行をデータベースで有効にするかどうかを決定する。
空き領域の計算を無効にすると、それらのセグメントについて空き領域が再計算されなくなるので、リカバリ時間が短縮されます。ただし、各テーブルについて保管されるページごとのローの値が更新できなくなるため、領域の使用量を見積もるシステム・プロシージャが不正確な値を報告することがあります。
システム・セキュリティ担当者は、no free space acctg オプションを変更できます。
read only − データベース内のすべてのデータの変更を禁止する。
select into/bulk copy/pllsort − ログを取らないオペレーションの実行をユーザに許可する。ログを取らないオペレーションには、永久テーブルでの select into、バルク・コピー・ユーティリティ bcp、writetext ユーティリティなどがある。
テンポラリ・テーブルで select into を許可する場合や、インデックスがあるテーブルで bcp を実行する場合は、挿入のログが取られるので、このオプションをオンにする必要はありません。
select のみまたはバルク・コピーを使用して、ログを取らない変更がデータベースに対して行われた後、データベースにトランザクション・ログをダンプしようとすると、代わりに dump database を使用するように指示するエラー・メッセージが表示されます。
single user − 一度に 1 人のユーザのみにデータベースの使用を許可する。
trunc log on chkpt − データベースにチェックポイントが設定されるたびに、トランザクション・ログをトランケートする (コミットされたトランザクションを削除する)。
このオプションをオンにすると、トランザクション・ログをダンプすることはできません。開発作業時には通常、トランザクション・ログのバックアップは不要なので、このオプションをオンにすると便利な場合があります。
開発目的で [チェックポイントのトランケート・ログ] をオンにした場合、定期的にオフにしてトランザクション・ログをダンプする必要があります。トランザクション・ログをダンプしないと、ログがしだいに大きくなり、最終的にデータベースの領域を使い果たすことになります。
unique auto_identity index − データベースの auto_identity をオンにすると、新しく作成されるテーブルに SYB_IDENTITY_COL という名前のカラムが自動的に作成される。これによって、ユニークな ID が通常使用されるので、データの整合性が確保されます。