テーブルのロック・スキームの変更

Adaptive Server バージョン 12.0.x 以降のロック・スキームを以下に示します。

データページとデータローのロック・スキームは、まとめてデータオンリー・ロックと呼ばれます。

全ページとデータオンリー・ロック間の変換

全ページ・ロックといずれかのデータオンリー・ロック・スキーム間の変換は、時間、I/O、領域で高コストになる恐れがあります。この変換では、テーブルのコピーとインデックスの再作成が行われます。したがって、慎重な計画と準備が必要です。

Steps全ページといずれかのデータオンリー・ロック・スキームの間で変換を行うには

  1. データベース・ダンプを実行する。

  2. ロック・スキームを変更するテーブルに関する統計情報を更新します。正確な統計情報を使用すれば、スムーズに変換できます。

  3. 変換を実行するのに十分な領域があることを確認します。

  4. テーブル・アイコンを選択し、[ファイル] − [プロパティ] をクリックします。

  5. [ロック・スキーム] タブをクリックします。

  6. テーブルのコピー時またはこのテーブルのインデックスの再構築時に適用される記憶領域管理プロパティを設定します。

  7. テーブルが分割されていて、並列ソートが必要である場合は、sp_dboption を使用して select into/bulkcopy/pllsort を true に設定し、データベースで checkpoint を実行します。さらに、並列ソートのパフォーマンスが最適化されるように設定パラメータを指定します。詳細については、『パフォーマンス&チューニング・ガイド』を参照してください。

  8. 新しいロック・スキームをクリックします。全ページ・ロック・スキームとデータオンリー・ロック・スキームの間でテーブル・ロック・スキームを変換すると、大量の I/O 処理が実行されるため、長時間を要することがあります。

  9. 変換作業が完了したら、テーブルとデータベースの整合性をチェックします。

  10. データベース・ダンプを実行する。全ページ・ロック・スキームとデータオンリー・ロック・スキームとの間でテーブル・ロック・スキームを変換した後は、完全なデータベース・ダンプを実行しないと、dump transaction によるトランザクション・ログをバックアップできません。

データページ・ロックとデータロー・ロック間で変換するには

データページ・ロックとデータロー・ロック間の変換は迅速かつ安価です。この変換は、システム・テーブルの更新によって実現されます。

Noteデータページ・ロックからデータロー・ロックに変更すると、ローごとにロックが必要とされるため、ロックの数が増加します。サーバワイドな number of locks 設定パラメータをチェックしてください。

Stepsデータページ・ロックとデータロー・ロック間で変換するには

  1. テーブルのプロパティ・シートを開きます。

  2. [ロック・スキーム] タブをクリックします。

  3. 目的のロック・スキームをクリックします。