拡張ストアド・プロシージャを使用するための Adaptive Server の設定

拡張ストアド・プロシージャは、XP Server と呼ばれる Open Server アプリケーションによって実行されます。拡張ストアド・プロシージャを実行すると、Adaptive Server のパフォーマンスに影響があります。以下に示す Adaptive Server の設定パラメータを設定して、拡張ストアド・プロシージャの実行による影響を制御できます。

xp_cmdshell_context では、オペレーティング・システム・コマンドのセキュリティ・コンテキストがシステム拡張ストアド・プロシージャ xp_cmdshell を使用して実行されるように設定します。xp_cmdshell context が 0 の場合、現在稼働している Adaptive Server で使用されているオペレーティング・システム・アカウントのパーミッションが、xp_cmdshell からオペレーティング・システム・コマンドを実行するのに使用されます。これによって、ユーザ自身のオペレーティング・システム・アカウントのセキュリティ・コンテキストで通常実行できないオペレーティング・コマンドを実行できるようになります。

esp_execution_stacksize では、ESP を実行するために割り当てるスタックのサイズをバイト単位で設定します。拡張ストアド・プロシージャの関数がデフォルトの 34816 バイトよりも大きいスタック・サイズを必要とする場合は、このパラメータを再設定します。

esp_execution_priority では、0 〜 15 の優先度を設定します。デフォルトの優先度は 8 です。高い優先度を設定すると、Open Server スケジューラによって、拡張ストアド・プロシージャがキュー内の他のスレッドよりも先に実行されます。

esp_unload_dll は、DLL を要求した拡張ストアド・プロシージャの終了後に、DLL をメモリからアンロードします。esp_unload_dll を設定すると、すべての DLL がアンロードされます。sp_freedll システム・プロシージャを使用して、DLL を個別にアンロードすることもできます。esp_unload_dll を使用すると、XP Server によって使用されるメモリ容量を最小限に抑えられます。

設定パラメータの設定の詳細については、Chapter 3, “Adaptive Server の操作環境の管理.”“Adaptive Server の設定,”を参照してください。