クラスタ・エディションへの既存サーバのアップグレード

次の製品からクラスタ・エディションにアップグレードできます。

15.0.1 GA より後のサーバおよび上のリストに記載されていないサーバ・バージョンから Sybase Central (ASE プラグイン) を使用してクラスタ・エディションにアップグレードできません。

アップグレードの要件は、次のとおりです。

したがって、旧サーバは、クラスタ・エディションの UAF エージェントが実行されていて、かつ新たにアップグレードされたクラスタが存在することになるシステムと同じシステム上で実行する必要があります。

Noteサーバに接続できなかったり、左ウィンドウ枠のツリー・ビューにサーバが表示されなかったりする場合には、ツールバーの [ツール] - [接続] で表示される [接続] プロファイルに interfaces ファイルに記載されたサーバに関連付けられたポート番号があるかどうかを確認してください。Windows 上で PC クライアントを使用している場合には、サーバに関連付けられたポート番号は sql.ini ファイルに記載されています。

使用しているプラットフォーム用のクラスタ・エディションをインストールしたら、ASE プラグインを起動し、左ウィンドウ枠に旧サーバのアイコンが表示されることを確認します。クラスタ・サーバの場合と同じ方法で旧サーバに接続します。詳細については、“クラスタへの接続” を参照してください。

Steps旧サーバのアップグレード

  1. 旧サーバをバックアップしてから、アップグレードを実行します。サーバのバックアップ方法については、『インストール・ガイド』を参照してください。

  2. 左ウィンドウ枠にあるツリー・ビューで旧サーバのアイコンを右クリックし、[アップグレード] を選択します。ウィザードが表示されます。[次へ] をクリックして、処理を続けます。

  3. サーバ名を変更するには、[クラスタ名] フィールドに新しい名前を入力します。デフォルト名は、旧サーバと同じ名前です。

  4. クラスタ・サーバに与えるインスタンスの最大数を選択します。[次へ] をクリックします。アップグレードウィザードがクラスタ名を検証し、使用できるホストがあるかどうかを確認します。

  5. 使用できるホストのリストから適切なホストを選択します。そのホストのエージェントが 1 つも表示されない場合には、[検出設定] ボタンを使用してプロトコル設定を確認します。

  6. 選択した UAF エージェントの管理者のユーザ名とパスワードを入力します。[次へ] をクリックします。

  7. 旧サーバのリリース・ディレクトリのフル・パスを入力します。旧サーバの Adaptive Server と OCS のディレクトリが正しいことを確認します。[次へ] をクリックします。

  8. クォーラム・デバイスのフル・パスと名前を入力します。次に例を示します。/dev/raw/raw21。[次へ] をクリックします。

    Noteクォーラムにはロー・デバイスを使用することをおすすめします。クォーラムをファイル・デバイス上で実行することは可能ですが、サポートされていません。

  9. 新しいクラスタ・リリース領域へのパスが正しいことを確認します。

    オプションとして、パラメータとトレースフラグを入力することもできます。パラメータとトレースフラグの詳細については、『ユーザーズ・ガイド』を参照してください。[次へ] をクリックします。

  10. デフォルトのポート番号を受け入れるか、新たに入力します。ポート番号が新たに入力された場合には、ウィザードが検証します。使用できないポート番号であることが分かったら、使用できる番号のリストが表示されるので、選択します。セカンダリ・ネットワークを使用できる場合には、チェック・ボックスをオンにします。[次へ] をクリックします。

  11. クラスタ内のインスタンスの名前を入力します。オプションとして、[インスタンスの設定] ページで各インスタンスの起動パラメータとトレースフラグを指定することもできます。クラスタの起動パラメータとトレースフラグを指定するには、[クラスタ設定] ページで入力します。インスタンスのポート番号は、自動的に選択されます。インスタンスの log ファイルのデフォルト・パスを受け入れるか、新たに入力します。[次へ] をクリックします。

    Noteアップグレードの完了後にインスタンスを追加するには、“クラスタへのインスタンスの追加” の項で説明されている手順に従います。

  12. ローカル・テンポラリ・データベースの名前とサイズを指定するか、デフォルトを受け入れます。[次へ] をクリックします。[ローカル・システム temp db] ページで、LSTDB's を配置するデバイスを作成できます。作成するには、[デバイスの作成] ボタンをクリックし、[デバイスの作成] ダイアログ・ボックスでパス、名前、およびサイズを入力します。

  13. アップグレードが正常に完了したら、[まとめ] ページでチェック・ボックスをオンにしてサーバを起動します。[次へ] をクリックします。

    preupgrade チェックが開始されます。これには時間がかかることがあります。サーバをアップグレードする準備が整っていない場合には、preupgrade はエラーを返します。ウィザードの preupgrade チェックで指定されたパラメータに従って、エラーを解決する必要があります。エラーを解決しないと、アップグレードを実行できません。クラスタ固有の設定パラメータとストアド・プロシージャについては、クラスタ・エディションの『ユーザーズ・ガイド』を参照してください。レポートされたエラーの情報については、使用している既存の Adaptive Server の Adaptive Server バージョンの『インストール・ガイド』も参照してください。これらのマニュアルは、製品マニュアル・ダウンロード・サイト からオンラインで入手できます。

  14. レポートされたエラーを解決したら、[リトライ] をクリックして preupgrade チェックを再度実行します。エラーが何も返されなければ、アップグレードウィザードは旧サーバをクラスタ・エディション・サーバにアップグレードします。

  15. 右ウィンドウ枠にあるツリー・ビューに、旧サーバではなく新サーバのアイコンが表示されます。